20210607 どこを食べているのかな? ~3-1 栄養教諭とともに~
日頃、わたしたちが野菜やいものどこを食べているのかについての学習です。
たくさんの野菜の中から、食べる部分が「実・花つぼみ・は・くき・ね」のどの部分なのかを考えていきました。
理科では、植物の体のつくりを学んでおり、「根・茎・葉」に分かれていることを勉強したばかりです。また、前回の理科の授業で、さつまいもは根を食べていることを学びました。今日はさらに発展的な内容です。2年生でも野菜について学習していますので、これらのことを思い出しながら、みんなで考えていきました。
「では、ジャガイモは、からだのどこを食べているでしょうか。根だと思う人?くきだと思う人?」
意見が分かれます。
「くきだと思う人は、なぜだか教えてください。」
子ども達は、それぞれ自分の考えを発表します。
「ジャガイモは、土の中のくきの部分が太ったんだよ。」
「ほうれんそうと小松菜は、何がちがう?」
「アスパラガス、ブロッコリー、・・・。これは何?」
栄養教諭から、次々と質問が飛んでいきます。
いくつか聞いた後に、2~3人のグループで野菜をグループ分けすることになりました。
「つぼみから花になって、実になるから…、実じゃないかな?」
「でもさ、ここは茎だと思うよ。だって・・・。」
グループの中でも、いろいろな考えが飛び交います。
グループでの話合いが終わり、全体で答え合わせをしました。
「たけのこは?」「くき」
「ごぼうは?」「ね」
「ブロッコリーは?」「つぼみ」
・・・・。
キャベツとブロッコリーは、もともと同じ植物だったこと、どの部分を食べるのかで、栄養も違うことなど、いろんなことを教わり、たくさん知識が増えました。
「今日の給食は、キャベツとトウモロコシが出ますよ。」
「どの部分か考えながら食べてね。」
理科から発展した食育学習、食育学習から今日の給食へ。
学びはいろいろな学習につながっていきます。
このつながりを大切にしたいですね。