20210125 算数「小数のかけ算とわり算」 ~4の1~
「この前の算数では、何をやったかな。」前の時間の算数を思い起こすところから始まりました。
「〇〇について勉強したね。」みんなで確認をして、今日の勉強に入ります。
(問題)筆算のしかたを説明しよう。
電子黒板に映し出された問題を見ます。先生からは問題カードが配られ、それぞれがノートに貼っていきました。
「今までやったのと、どこが違いますか。」
「小数だけど、何が入っている?」「答えに0がついている。」
今日の学習は、「小数のかけ算」の中でも、答えに0が含まれている筆算のしかたです。
(課題)筆算のしかたを考えよう。
問題は3問ありました。はじめに、1問目をみんなで一緒にやっていきました。
(1)0.2×4 (←筆算でかきます)
これまで学習した内容を生かして、計算のしかたを一緒に考えていきます。先生と子ども達とのやり取りの後、
「小数のかけ算では、整数と同じようにやっていくんだったね。」
「あとは、自分でやってみよう。」
(2)0.8×5
(3)7.5×4
2問目と3問目は一人一人で取り組みました。その間、教師は子ども達の間を個別に見て回ります。
(2)の答え合わせをすると、答えは「4.0」になりました。
「4.0でいい?」すかさず教師が問うと、子ども達は、0を消すことに気付き、声をあげていました。
(3)は、答えが「30.0」になりました。「0が二つ。」
消す0と消さない0の違いを確認していきました。とても大事なところです。
つぎは、(4)1.8×34です。かける数が2ケタになって、難しく感じます。
「今までと何が違うのだろう?」「見当をつけてみよう。」
「1.8→2」 として 答えの見当を付けることになりました。
2×34=68 ということは、答えは、68より小さくなるということになります。
この後は、それぞれが自力解決に取り組みました。
今日の勉強と、前回勉強したことを比べてどうだったでしょう。違いを確認しました。
「かわらない。」
(まとめ)積に0が含まれていてもかける数が2ケタになっても、筆算のしかたは( )。
子ども達は、( )の中に、「変わらない」「同じ」「整数と同じ」など自分の言葉で書いていきます。
今日学んだことは、また次の時間につながります。
とても真剣な態度で学習に取り組んでいました。
4年生になると、だんだん難しくなってきますね。
一つ一つをしっかり復習して、理解につなげていきましょう。