20220325 一年を振り返って ~子どもの成長から感じること~
25日(金)に終了式を無事に終えることができました。
今年度も教育活動の制限等に悩まされた一年でしたが、子どもたちは元気いっぱい、笑顔で過ごしていました。
そして学校内ではつねにあいさつがあふれ、活気に満ちた毎日でした。
多忙な日々でしたが、6年生を中心として1年生から5年生までがそれぞれの役割を果たし、互いに協力し合いながら活動を行ってきたと思います。
学校は集団生活ですので、常に時間に追われて行動します。
はじめは、時間でなかなか行動できなかった1年生も、いつの間にか、時間を気にしながらきちんと行動ができるようになり、大きな成長を感じます。
子ども達は、本当に何事にも全力で取り組んでいました。広田小の子ども達のいいところだと思います。
そんな子ども達の努力の姿を認め、たくさん褒めてあげたいと思っています。
学校は失敗をして学んでいくところです。
失敗を否定的に見ることなく、成長するための大切なことと捉え、これからも全職員で温かく見守りながら一人一人の大切な芽を伸ばせるよう取り組んでいきます。
今はできなくても、いずれできるようになればいい。
今、1人でできなくても、だれかとやってできるのであればいい。
お互い励まし、助け合いながら一歩一歩着実に成長していってほしい。 そう思っています。
修了式での作文発表では、この一年間、それぞれがんばってきたことや悔しい思いをしたこと、嬉しかったこと、これから努力していきたいことなど、様々な思いを聞くことができました。
<児童作文の一部より>
・毎日、ちいきの人やかぞくにあいさつをしていました。あいさつをすると気もちがふわふわします。これからもあいさつをがんばりたいです。 ・土などのところにあった水はどこへいくのかは予そうがついたけど、ビニールシートの上の水が消えるのがとてもなぞでした。水がじょうはつするなんてどういう原理かちっともわかりませんでした。昔からなぜ水がなくなるのだろうと思っていたことが今わかってうれしかったです。 ・どんなに苦手なものとか、できないことがあっても、こくふくするまでがんばったり、練習をしてあきらめずにできるまでがんばります。 ・かけざんをがんばりたいです。なぜかというと、さんすうがにがてだからです。もっとれんしゅうして、うまくなりたいです。 ・広田小のリーダーとして、今できることをけいぞくし、学年のお手本になれるようがんばりたいと思います。 |
全校の子ども達が共感しながら自分事のように聞いていたと思います。
一年を振り返ることは大切です。
それは、振り返ることで、自分は何ができるようになって、何がまだできていないのか、何をもっとがんばりたいのかなどが明確になるからです。
今年度の振り返りをもとに、新たな目標を立て、次へのステップへ向かってほしいと思います。
本校の教育活動に際しまして、保護者や地域の皆様には多大なるご理解・ご協力をいただきましたことに心より感謝申し上げます。