20210714 4-2 道徳 ~友だちが泣いている~
「泣いている子がいます。」(先生が泣いているふりをする)
「みなさんだったらどうしますか。」
・どうしたの? ・情報をきく ・ないようを聞く ・だいじょうぶ?
子ども達は何かしら声をかけると答えていました。
「みんなも声をかけてもらったことはある?」
何人かの子が反応していました。
「しっかり自分の事として考えてほしいですね。」
この後、お話を聞きました。
今日は、正しいことを自信をもって言うために何が必要かを考えていきます。
「Bさんはこんなことを言っていたけれど、みんなだったら、Bさんに対してどうしますか?」
「どういったことを言ってあげますか?」
・ちゃんとあやまるよう、言う
・おこらなくても何があってもぶってはいけないと話す
・なんでたたくのか聞く
・あやまって、と言う
「そうだね。今、みんながそう言ってくれたけれど、Aさんの姿を見ていた人はほかにもたくさんいたんだ。」
先生は、見ていたお友達の絵を黒板に貼っていきました。
そして、周りで見ていたお友達がどんなことを言っているのか、確認していきました。
「それぞれが思っていることは、どうだった?」
・ちがう
いくつかやり取りをした後、正しいことを言っていると思われる人とそうでない人を分けてみることにしました。
まずは自分で考え、次にグループで考えを交流していきました。
全体で考えを出し合います。
正しいと思われる人、そうでない人、そしてその理由も。
さまざまな考えが出されました。
「正しいことを自信をもって言うには、何が必要なのだろう。」
・ゆうきかな…。
思わず言葉が出てきます。この後、ニュース動画を見ました。いじめをされて苦しんでいた中学生の話でした。
まだまだ成長段階の子ども達ですから、日頃、ちょっとしたことで相手にいやな思いをさせたり、相手を傷つける言葉を言ってしまったり(またはされたり)することがあります。
しかし、大事なのは、何をすることが正しいのかをじっくり考え、自分なりに行動にうつせることだと思います。
1時間、真剣に考える姿から子ども達の成長を感じるとともに、とても頼もしく思いました。