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2020年12月の記事一覧

学校 20201225 子ども達の成長を感じた2学期でした! ~終業式を迎えて~

今回も、放送による終業式となりました。私からは、つぎのようなお話をしました。

12月になって、寒さが本格的になってきました。2学期が始まったあの8月の暑さが懐かしく感じます。

いつもより長い2学期でしたが、いよいよ今日で終わりになります。

2学期を振り返ってみて、「自分はどんなことを頑張った」でしょうか。

そして「どんなことができるようになった」でしょうか。

2学期を少し振り返ってみましょう。

8月にひと足早く2学期の始業式を行いました。8月は、1学期に終えられなかった勉強をしたり、9月の運動会にむけて練習をしたりしました。10月に行われた6年生の陸上大会、11月の鼓笛発表や持久走大会。12月の4年生のささら龍頭舞(りゅうとうまい)や全校での「書きぞめ」など、皆さんの真剣に取り組む姿は、とてもすばらしかったと思います。

このほかにも、

1年生

朝顔のつるのリース作りや赤城公園への秋探し、ドングリを使った遊び、そしてはじめての鼓笛。いろんな経験をしましたね。

2年生

地域の町探検や1年生と手作りおもちゃで一緒に遊んだり、町探検の発表会に招待したりしました。1年生にたくさん教えてあげられた2年生は立派です。

3年生

理科の虫探しや球根うえ、初めての鼓笛と書きぞめ。行進しながらの楽器演奏は難しかったと思います。頑張りましたね。

4年生

ささらを何度も何度も練習し、衣装やはっぴを身に付け、立派な立ち振る舞いや演奏を披露しました。来年の鼓笛に向けて、新たな挑戦もしました。努力する姿はとても素敵です。

5年生

6年生への壮行会準備や合唱の練習、鼓笛を引き継ぐための練習に励みました。勉強に向かう姿勢はいつも真剣です。高学年を意識し、すばやく行動できる5年生を頼もしく思います。

6年生

運動会に陸上練習、修学旅行、鼓笛に縦割り遊び。すべてリーダーとなって多忙な日々を過ごしてきました。本当によく頑張っていたと思います。あいさつも、だまって清掃をする姿も全校のお手本です。

ひまわり学級

さつまいもほりでは給食の食材にと全校児童分を掘ってくれました。大変だったと思います。お友達と協力して、一つのことをあきらめずに最後までやり遂げる姿は、とても素晴らしいと思います。 

2学期、皆さん一人一人が本当に成長したなあと感じました。とても嬉しいことです。

さて、いよいよ明日から冬休みです。

冬休みは、クリスマスやお正月を家族と一緒に楽しむと共に、1年の締めくくりとなる3学期を迎える準備の期間でもあります。そこで、私からは次の3つのことをお願いしたいと思います。

1つ目:3学期にはどんなことを頑張るのかを決めておきましょう。がんばることを決めて3学期をスタートすれば、きっと、充実した毎日を送ることができると思います。

2つ目:「早ね早起き、朝ごはん。」新型コロナウイルスに負けないよう、学校がお休みでも、規則正しい生活をするようにしてください。

3つ目:今年の冬休みは、多くの人の中に入らず、できるだけ静かに家で過ごしてください。それが一番の感染症予防になります。

新年の1月5日には、広田小の全員が笑顔で元気にあいさつをしながら、登校してきてくれることを心から願っています。

保護者の皆様、そして地域の皆様、今学期もご理解・ご協力をいただきありがとうございました。

3学期も子ども達とともによりステップアップできるよう職員一同取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。

どうぞよいお年をお迎えください。

学校 20201201 全校朝会にて ~「他の人」のことも「自分ごと」として考える~

 いよいよ師走を迎え、一年を振り返る時期となりました。今年度は特に過ぎ去るのがとても早く感じられましたが、学校が再開した6月から比べると、様々な行事を終えるたびに子ども達が心身ともに大きく成長する姿が見られ大変嬉しく思います。

 さて、今朝は、全校朝会がありました。

 毎年12月4日から12月10日は人権週間です。

 学校では「相手の立場に立って、思いやることのできる子どもを育てる」ことを人権教育の目的としています。

 そこで、全校児童に「いじめ」について考えてもらいました。

 ある本を読み聞かせました。『わたしのせいじゃない』

 いじめは、「相手がいやがることを言ったり、やったりすること」というのが子ども達の一般的な解釈です。

 そこで、今回は「それを周りで見ている人はどうか」に目を向けていきました。

 低学年の子ども達には、少し難しかったかもしれませんが、ぜひ気付いてほしい視点でもあります。

 しかい、1・2年生からも、「いけない」「それもいじめ」というつぶやきの声があがりました。

 「じぶん」と同じように「おともだち(他の人)」も大切です。

 ・「ほかの人」のことも「自分ごと」として考える。

 ・「いけない」と思ったら、思っているだけでなく、声に出し、行動にあらわす。

 今日の話から子ども達が何か一つでも感じ取ってくれたら嬉しいです。