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2021年2月の記事一覧

理科・実験 20210205 理科「水のすがたの変化」~4の1~

今日の授業は、水から氷に変わる変化についての学習でした。

水を冷やし続けると…どうなるのか。水の温度と水の姿の変化を調べます。

(問)「水を冷やし続けると水はどのように氷に変わるのだろう。」

氷水の入った入れ物の中に、水の入った試験管を入れ、試験管の中の水の温度を調べていきます。

   
   

・水の様子

・時間

・温度

3つの視点で観察しながら、1分ごとに変化を記録していきます。

実験中は、記録係と実験をする係で分担して行いました。

時間がたつにつれて、試験管の中の水の様子に変化が出てきました。

「水が固まった。」

「こおり始めているよ。」

「白くなってきた。」

「温度がかなり下がってきたよ。」

子ども達は様々な変化に気づき、声にあげています。

実験が終わると、それぞれの班の記録係の子からノートを見せてもらい、全員が自分のノートに実験の記録を書き写しました。

「水の様子は、どのように変わりましたか?」

先生が質問をします。「下から上へ・・。」

   
   
   

「いっぺんにこおったのかな?」

「温度は?」

先生と子ども達のやり取りが続きます。

この続きは、次回です。

今日の振り返りをみんなでしました。

次は、今日の実験のまとめを行います。

今日の結果から分かったことを時間と温度のグラフに表し、水の様子の変化を加えて考察していきます。

さて、今日の実験からどんなことがわかるのでしょう。

みんなで考えていくのが楽しみですね。 

鉛筆 20210203 算数「ひきざん」~1の1~

「このケーキ、何個ありますか?」「この中から3個とると・・・。」

先生と子ども達のやり取りの中、算数の授業が始まりました。

(問題)12-3

「今までとちがうところって何だろう。」

「前の時間に勉強したことを思い出してね。」

みんな考えて、手をあげます。

 
   

「2から3がひけないところ。」「ひくすうじが小さい」

「こういう引き方、どうすればいいのかな?」

「きょうは、このけいさんのしかたを考えていこうね。」

(かだい)12-3のけいさんのしかたをかんがえよう。

「12こケーキがあって、3こほしいんだけど。どうやったらいいのかな。ブロックをつかってやってみよう。」

子どもたちはノートをよせて、ブロックを12こ、机の上に出しました。

「ブロックを12こ、黒板にもならべてもらいます。」

   

このあとみんなで黒板のブロックを見て、問題を確認しました。そして、

「3ことりたいのだけど、どうやってとろうかな。自分でうごかしたり、せつめいしたりしながらてやってみよう。」

 自分の机の上でブロックを動かし、実際にやっていきます。

まずは一人で考えました。

それぞれが机の上で説明しながらブロックを動かしていきました。

   

そのあとは、先生が一人一人にやり方を聞いて回ります。

「うんうん、なるほどね。」

   
   

「それでは、お友達の考えを聞いてみようかな。」

ぜんたいで考えを出し合います。

「10のかたまりから3を引いて、2をたします。」

発表のあとに、先生から質問がとびます。

「どこのかたまりから3をひいたのですか?」

「なんで、〇〇さんはこのやりかたをやったのですか?」(←2からひけないから。)

10のかたまりから引く。これは、今まで習ったやり方です。

「この考え、いいですよね。」

ところが、10のかたまりからひかない子がいました。聞いてみると、

「まずは、2を引いて、それからまだ足りない数を10のかたまりから引きます。」

なるほど。「12-3」のけいさんのしかたについて、これで2通りのやり方がでてきました。

⓵12の中の10のかたまりから3を引く。そのあとにのこった7と2をたす。

②12のうちの2をまず引き、のこりの1は10のかたまりから引く。

「⓵と②どっちもいいのかな?」

それぞれのやり方はどんな点がいいのか、みんなで考えていきました。

   
   

いろいろな考えを出し合い、それぞれのやり方をしっかり説明することができていました。

また、二つのやりかたをくらべて、新たな発見もありました。

みんなで考えたからこそ出てきた気付きですね。

とても活気のある1年生のクラスでした。次の時間も楽しみです。

鉛筆 20210202 算数・国語 ~ひまわり学級~

1組は算数、2組は国語でした。

一人一人が自分の課題に向かって、それぞれのペースで学習を進めていきます。

教師は、個別に対応しながら学習を支援します。

「この場合は、かっこの中を先に計算するよね。」

「ここに小数点を付けてね。」

教科書の問題を中心に練習問題に取り組んでいきました。

一問一問、じっくりと考えていきます。

1人でがんばって解いている子もいました。

ブロックを使ったり、ノートに計算をしたり…。

どの子も真剣です。

指でなぞりながら文字を何度も読む姿も見られました。

   
   
   

教科書の問題を終えると、PCタブレットを用意して、ドリルパークを進めていきます。

   
   

1時間があっという間に過ぎました。

みなさんの1年間の成長を感じますね。素晴らしいです!

鉛筆 20210201 算数「比べ方を考えよう」 ~5の2~

早速、問題から始まりました。

(問)カーネーションを育てている面積は132㎡でビニルハウス全体の48%に当たります。ビニルハウス全体の面積は何㎡ですか。

「聞かれているのは、比べる量、もとになる量、割合のどれだろう。」

その後、わかっていることに目を向けていきます。

わかっていることは、132㎡と48%。

132㎡は、全体の48%のことだから、…。

それぞれ「比べる量」と「割合」であることを確認した後、

 「もとになる数は?」

先生が問いかけます。

線分図を書きながらもう一度、全体で確認。

「もとになる数は、割合で言うと、いくつだろう?」先生の問いかけに、

「全体だから・・・100%。」

少しずつ、線分図ができあがってきました。

ということは、「ビニルハウス全体の面積」が、「もとになる数」。

ビニルハウス全体の48%が、132㎡(カーネーションを育てている面積)ということになります。

「では、もとになる数は、どうやって出すのだろう。」

線分図の意味を確認しながら、それぞれが取り組んでいきました。

問題が解き終わると、 次に、PCタブレットを開き、新たな問題に取り組みました。

(問)みかさんは250円のフエルトペンを30%引きの値段で買いました。代金はいくらですか。

「今までの問題と何が違いますか。」

「引き」に注目します。この意味を理解するのは少し難しいようです。

どのように考えていくのかを全体で話し合った後、個別に取り組んでいきます。

まずは一人一人がノートにやってみて、できた人からPCタブレット教材のカードに打ちこんでいきました。

残念ながら、ここまでで1時間目は終了。

 このあとも、算数の学習の続きを行いました。

はじめたばかりですので、タブレットPCを使いこなすのには時間がかかりますが、子ども達はすぐに慣れると思います。このあとの授業も楽しみですね。

鉛筆 20210201 算数「卒業旅行」 ~6の1~

6年間の復習の学習に入っています。

今日は、その中から「情報通信技術の進化や利用について調べよう」を学習しました。

(課題)二つのデータを読み取り、読み取ったデータを生かして考察しよう。

   
   

「今日は、自動で運転する車(自動運転自動車)が普及するとどんなことが世の中で起こると思いますか。」

先生の問いかけに

・交通事故が減る  ・高齢者の運転のしやすさ  ・渋滞を回避

いくつかの考えが出されました。

そのためには、AIの技術や混んでいる道がわかるようなシステムの整備が必要です。

そこで、データグラフ「年代ごとの自動運転自動車を利用したいかどうかの調査」をもとに、全員が「株式会社広田自動車」の社員となって

①どの年代をターゲットに    ②どんな車を開発するか

を考えていくことになりました。

ますは、各個人で二つのデータから読み取れることをノートに書き出していきます。

それが終わると、グループで話し合っていきます。ここで忘れてはいけないことは、

あくまでも「データの結果をもとにして考える」ことです。

   
   
   
   

グループで話し合った提案内容は、PCタブレットのアプリを通してモニターで提示し、全体で共有。そして、いくつかの班が代表して発表しました。

   
   
   

どの班もよく考えていると思いました。

今日は、グラフからデータを読み取り、自動車会社の社員として考えをまとめていく学習でした。

高い年代を対象に故障のない、安全性のある車を開発するべきという考えの中、

若い人向けに手動と自動が切り替えられる車を開発するといった内容も出され、6年生の考えの多様さに驚かされました。