2021年9月の記事一覧
20210924 算数5-1 ~整数のしくみを調べよう~
(問)たて21㎝、横18㎝の長方形の中に、合同な正方形の紙をしきつめます。すき間なくしきつめられるのは正方形の一辺の長さが何㎝のときですか。
(課)たて、横ともにすき間なくしきつめられる正方形一辺の長さはどんな数と言えるか考えよう。
今日の算数の時間の「問題」と「課題」です。
5年生の算数もかなり内容が難しくなってきています。
図をかいて考えていきました。
「たて12㎝と横18cm、合同な正方形…。合同って何が一緒でしたか。覚えてる?」
・大きさ ・角
・辺の長さも角の大きさも等しい大きさ
「たてにいっぱい、すき間なくしきつめていきたいのだけれど…。」
「一辺が1㎝の時、2㎝の時、・・・。」
先生と一緒に考えていきます。
「じゃあ、この後は、自分でやっていこう。」
「しきつめられないときは、×と書いてください。そして、しきつめられるところは何枚かも書いてください。」
一人一人で考えていきます。
終わると、みんなで確認しながら、表を埋めていきました。
たてにしきつめられるところは、「1,2,3,4,6,12」
「つぎに、何を調べたらよいのでしょう。」
「横」という声があがりました。
たてと同じように、横の表も書いていきました。
横の表は、各自で取り組んでいきます。
たての表の作成を参考に自力で考え、埋めていきます。
表作成が終わると、全体で確認をしていきました。
「横にしきつめられる一辺の長さは、…。」「1,2,3,6,9、18」
「なんで4はダメなの?」
教師が疑問を投げかけます。「あとで聞きますね…。」
「たてにしきつめられる数」と「横にしきつめられる数」がわかりました。
「この数って、それぞれどんな数なのだろう。」
難しい問いです。
各自、自分の考えをノートに書いていきます。
そして互いの考えを発表していきました。
・たてにしきつめられる数(1,2,3,4,6,12)は、「12」をわれる数
・横にしきつめられる数(1,2,3,6,9,18)は、「18」をわれる数
これらの数を「約数」といいます。新しい言葉です。
みんなで確認をしていきました。
そして、最後に課題に対する答えです。それぞれがノートに書いていきました。
約数の中の共通する数字が出てきました。(1㎝,2㎝,3㎝,6㎝)
「4㎝は、なぜダメなの?」
(後で聞くね。)と確認していたことを教師が再度投げかけました。
・たてはしきつめられるけれど、横はしきつめられないから。
子ども達はしっかり理解していました。
「たても、横も、しきつめられないといけないのですね。」
ここで、「公約数」も学びました。
今日は、「整数のしくみ」の中の、「約数、公約数」を学ぶ学習でした。
筋道立てて一つ一つ丁寧に学ぶことで、整数のしくみを理解することができます。
時間いっぱいの学習でした。とても大事な内容です。
今日学習したことをしっかりと定着させるには、復習の大切さを感じます。
もう一度、家庭で自学ノートに解き直しをするとよいかもしれませんね。
真剣に取り組む5年生の姿に感心しました。さすがです。
20210919 秋晴れの中の運動会 ~無事開催されました!~
19日(日)に令和3年度の運動会を無事に開催することができました。
今回は、緊急事態宣言の中での学校行事でしたので、子ども達の流れを減らし、密を避けるためにブロック制とし、観覧の人数も制限を設けての開催としました。
保護者の皆様には大変ご不便をおかけしましたが、ブロックごとの開催及び入れ替え制にご理解とご協力を頂けましたことに、深く感謝申し上げます。
今回、種目を徒競走と表現に絞り、それぞれの与えられた1時間の中でどのように行っていくか、ブロックごとに検討を行ってきました。
また、徒競走を4コースにして1コースの幅を広げることと、人と人との間隔を取って表現運動を行うこと など、コロナ対策を考慮しての活動としました。
各ブロックの表現では、子ども達が一生懸命に表現する姿がとても印象に残りました。
3・4年生の力強い踊り「エイサー」
1・2年生のリズム感あふれるダンス
5・6年生の躍動感あふれるフラッグと体操
どれも大変すばらしかったです。
また、6年生が他ブロックのために係の役割を果たしてくれたことも大きな力となりました。
今回は、どうしても縮小化しなければならない運動会でしたが、6年生が学校全体を盛り上げてくれたと思います。
陸上大会も中止となり、6年生の皆さんには残念な思いをさせてしまっていますが、今後も活躍できる場をできるだけ設定していきたいと考えています。
PTA関係の皆様には受付や広報等で、また保護者の皆様には後片付けでも大変お世話になりました。
皆様の支えがあっての運動会でした。
反省点もあることと思いますが、コロナ禍において、できるだけ子どもたちの学びの場を奪うことなく、よりよい教育活動を進めていくためにも、今後もできることを工夫して行っていければと思っております。
今後ともご理解ご協力のほど、よろしくお願いします。
20210903 おかしくないかな ~1-1道徳~
はじめにクイズから始まりました。
「自分が使うけど、自分のものではないものは、何だろう?」
・つくえ ・いす ・としょしつの本
次々と出てきます。
「じゃあね、みんなが使うものだけど、だれかのものではないものは?」
・すべりだい ・ブランコ ・きょうしつ
視点が少し、広がりました。よく考えています。
「みんなのものや場所を使うときに、どんなことをたいせつにすればいいかな。きょうは、このことをみんなで考えていきましょうね。」
一枚の絵をテレビにうつしました。
「みんながつかうばしょだね。」「どんなきまりがあるかな。さがしてしていこうね。」
考える時間をもらいます。
子ども達は、教科書の絵も見ながら、〇をつけていきました。
「何がおかしいのか、どうしておかしいのか、わかったかな?発表してね。」
・水のみ ・ごみ ・すべりだい ・べんち ・絵をみちにかいている ・としょしつ ・かだん …
たくさん出てきました。
「どうしてだめなのだろう。」
理由も一緒に考えていきました。
・水の出しすぎ ・滑るところから登ってる ・べんちはすわるところ ・花だんにボールをいれている
みんな、とてもよく考えています。
「おかしなことをしている子の気持ちをかんがえてみよう。どんな気持ちでやっているのかな。」
・先生や家の人がいないからいいや
・らくがきたのしいな
・サルのマネしてあそんでいる。たのしい。折れてもいい。
「自転車にのっている人は、どう思っているのだろう。」
周囲の人たちの思いに心を向けていきます。
・こまったなあ
「教室にいるお友達は?」
・次の一年生がつかうのに。
子どもたちがやっていることが、周りの人たちにとって、どういうことになるのか、考えさせていきます。
自分の視点だけでなく、周りにいる人の視点からも考えることで、これらのことが周囲の人の迷惑になってることを感じることができます。
このあと、今日、勉強して考えたことをかるたにしてみました。
日頃、使用しているところの写真を見ながら、考えました。
「みずは、たいせつに つかおうね。」
かるたを作るのは、1年生の子たちにとっては難しいのですが、どの子もがんばって作っていました。
今日は、身近でも経験することがある生活の場面の絵を通して、やっていいいこととそうでないことを、そのわけを考えながら学びました。
1学期の頃とは、またひと回り成長した1年生の姿を見ることができました。
たくさん発表し、友達の考えもよく聞いて考えていました。すばらしいです。
20210830 第2学期始業式を迎えて ~子ども達の笑顔と共に~
緊急事態宣言中となった第2学期始業式。
感染症対策を講じながらの新学期スタートとなりました。
感染が強い変異株も心配ですが、これまで行ってきた対策を再度見直し、感染予防対策を強化して教育活動を行ってまいります。
全員の笑顔と共に、今まあるこの環境の中で充実した学校生活が送れるよう全職員で取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。
始業式では、パラリンピックに出場している競泳の山田美幸選手の話をしました。
14歳の中学3年生。努力家で、考え方や人としても惹かれるものがあります。
57年ぶりの日本開催。コロナ禍の中で、様々な思いもありますが、
この機会をチャンスと捉えて、パラスポーツにもぜひ興味をもってもらえたらと思います。
登校時刻を遅らせての登校となります。
急な変更でご迷惑をおかけします。
登校後から始業までの時間を短くすることで、対応できる職員の数を確保し、児童の接触を少なくして感染のリスクを少しでも減らしたいと考えております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。