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2022年10月の記事一覧

NEW 20221025 計算のやくそくを調べよう ~4-1算数~

「買い物に行きました。500円をもって、お茶とみかんゼリーを買います。」

「まずはじめにお茶を買いました。」

「その後、もう一度みかんゼリーを買いに行きました。」

「どんな式になるかな。」

式:500-140ー210

「答えは?」

・150

「そうだよね。今度は、お茶とみかんゼリーをいっしょに買いました。」

「お茶とみかんゼリーを同時に買ったのだから、140+210 だよね。」

式:500-140+210    「あれ?これでいいの?」

「計算すると…、さっきと答えが違ってしまうよ。」

「おつりは、150円のはずだよね。」

子ども達も「あれ?」「何で?」といった顔をしています。

今日の学習は、「計算のやくそくを調べよう」です。

計算の順序を勉強します。

(問)けんさんは500円玉を出し、140円のお茶と210円のゼリーを買って、おつりを150円もらいました。

「この場面を1つの式に表しましょう。…となると、今日の課題は何だろう?」

・この場面を1つの式に表すこと

「そうだね、今日の課題は、‥。」

(課)この場面を一つの式に表す方法を考えよう。

課題をノートに書きます。

「それでは、最初に言葉の式を考えてみよう。」

 出したお金  代金   おつり

「この3つの言葉をを使って考えてみよう。」

 

・出したお金ー代金=おつり

「この中でわからないものはどれかな?」

「これ?  これ?・・・」

教師が聞いていきます。

「わからないのは代金だね。代金を求める式を書いてみよう。」

140+210

500-140+210=150

「ここで、新しいキャラクターが出てきますよ。」

「( )を使います。( )を使うと、正しい計算ができるでしょうか。」

 

 

500-(140+210)            

「どこを先に計算するのだろう?」

 500-(140+210

         ① 350

「次は?」

 500-350=150

   ②

 500-150ー210  「←これは?( )を使ってないよね。でも、これでも答えが出たよね。」

「( )を使うことのよさもあるんだよね。何が違っていたのだっけ?」

・同時に買った

「そう、いっぺんに買ったのですね。」

「こっちは、一回戻ったのですよね。」

①式の中で(   )を使うと、お茶とみかんゼリーをいっしょに買ったことが表せます。

②140+210=350

 500-350=150   2つの式を1つの式に表せます。

「一つに表せると楽だし、かっこいいし、いいよね。」

それでは、まとめに入ります。

(ま)けんさんの買い物のような場面は、(  )を使って(    A   )として表すと1つの式になる。

Aには、どんな言葉が入るかな。

A: ひとまとまり

まとめをノートに書きました。

最後に、練習問題です「500円玉で買い物をします。何を買いますか?」

「買いたいものを2つ選んで、おつりを計算しよう。」

・キャンディーとハムサンド ➡ 500-(150+220)=500-370=130  130円

・お茶とミックスサンド   ➡ 500ー(140+260)=500-400=100  100円

今日は、習熟練習をしっかり行いました。

今日の学習をしっかり身に付けるには、練習問題の反復は欠かせません。

ぜひ、家でも自主学習で取り組んでほしいです。

NEW 20221024 「はをへ」に気をつけて ~1-2国語~

国語の授業です。

はじめに教師の出す「カタカナ」カードを見ながら読んでいきます。

次に、そらがきです。「書き順はどうだったかな。」指を出してみんなで書いていきました。

さて、今日は、文章の中の間違った言葉の使い方について学習をします。

「この間、みんなにやってもらったプリントがあったけれど、どんな間違いがあったかな。」

・あけるマス  ・「。」や「、」  ・かんじ   ・ひらがな  

「今日はね、間違いを直す練習をします。とくに、ひらがなです。」

すると、黒板にこう書きました。

「えがを」

「何が間違っている?」を→お

「そうですね。今日のだいめいは『まちがいをなおそう』です。ノートに書きましょう。」

(かだい)「はをへ」にきをつけて、まちがいをなおそう。

電子黒板に映し出された文章を見て、みんなで読んでいきました。

「まちがっているものはありますか。」

・こうえんえ→こうえんへ

「そうですね。では、一人一人やってもらいます。オクリンクをひらいてください。」

一人一人がPCタブレットを立ち上げ、教師から送られたシートを開き、指で✖を書いて正しい文字を右に書いていきます。

書き込む文字の「色や太さ」は、自分で決めることができます。

みんな真剣に取り組んでいました。

まちがいを発表していきます。

・おちば→を

・いろ→は

・もの→を

「『わたしは』とあったけれど、『わ』は『は』でなくてもいいのですか?」

「どういうときに『わ』でどういうときに『は』なの?」教師の問いかけにペアで話し合います。

発表していきます。

・言葉がくっついているときは、『は』です。

「じゃあ、言葉の中の時はどうなのだろう。」

例をだして聞いていきます。

もの」「こうえん」「おちば」「いろ

教師が、言葉にくっついているときは「を、へ、は」でよいことを説明していきました。

もう一枚、シートをもらって練習をしました。

みんなスムーズに取り組んでいます。

習ったことがどれくらいできているか確認していきます。

3分間でタイマーが鳴りました。

・とんぼ→を   ・からだ→は   ・はね→は   ・はね→を

「どの言葉にくっついていますか?」

それぞれが「とんぼ」「からだ」「はね」という言葉にくっついていることをみんなで確認していきました。

タブレットはシャットダウンして、ノートに今日の学習のまとめと振り返りを書いていきました。

「は、へ、を」は、一年生にとっては難しく、間違えやすい内容ですので、何度も繰り返し学習する必要があります。

しかし、これは、毎日の音読と読書などをすることで、すぐに慣れることもできます。

特に毎日の音読は大切です。言葉を覚えたり、漢字を覚えたりと、視覚的に学ぶよさがあります。

積み重ねて取り組んでほしいと思います。

それにしても、PCタブレットの扱い方に慣れている一年生に驚きました。

NEW 20221021 すがたをかえる大豆 ~3-2 国語~

はじめに漢字の復習から始めました。

「こうしんする」「いちがっき」を漢字で書きます。

「あれ?こうだったかな。」「あっ、そうだ。」思わず声が出ます…。

答え合わせをすると、「そうかあ…。」思い出したようでした。

習った漢字は、しっかり覚えていきましょう!

さて、今日も「すがたをかえる大豆」を詳しく読んでいきます。

どんなふうに書かれているのでしょう。内容をおおまかに捉えていきます。

「大豆は何に変わるのだったかな。」

・とうふ  ・みそ  ・しょうゆ

文章の構成です。

「何段落あったかな。」

「どこまでがはじめで、どこまでが中、終わりはどこだろう。」

今日の課題は、

(課)文章全体の組み立てを考えていくこと  です。

「どこまでがはじめで、どこまでが中で、終わりがどこからなのか、考えていきたいのだけれど、どうやったら、はじめ・中・終わりに分けられるのかな。」

近くの人と話し合って考えます。

・中は、詳しく言っている。

・おわりはまとめ

・はじめは、自己紹介みたいにして、中は具体的に言う。  など

分け方について、子ども達からはさまざまな考えが出てきました。

 次に、実際にプリントに書き込みながら、「はじめ・中・終わり」を分けていきます。

グループで意見がまとまるには時間がかかりそうです。

話合い後、全体で確認をしていきました。

「はじめは、どこまでだったかな。」

「それはなぜ?」

「中は?」

なぜそこまでがはじめなのか、なぜその部分が中なのか、などそれぞれの理由も話し合っていきました。

「はじめ・中・おわり」が整理されると、次は、1段落目から順に、何について書かれているかを考えていきます。

もう一度グループで考えていくことになりました。

「1の段落は、何についていっているのかな。」

「2の段落は・・・。」

グループで話し合った後は、一つ一つの段落について、全体で更に詳しく内容を確認していきました。

 3年生になると、文章の組み立てについて詳しく学習します。

まずは段落に分け、そこから「はじめ・中・おわり」と文章全体の構成を見ていきます。

そのためにも、それぞれの段落にどんなことが書かれていて、前後がどんなつながりになっているのかをしっかりと確認していく必要があります。

 総合でも実際に畑で大豆を育ててみたり、詳しくPCタブレットで調べたりしており、国語の学習とも関連付けて学んでいます。

国語科での課題に取り組みながら、広く大豆について学ぶよい機会となっています。

NEW 20221020 よりよい学校生活のために ~5-1国語~

はじめに、新出漢字を2つ覚えました。

「増」と「証」です。

書き順をみんなで確認し、その後はドリルに書き込み練習をして、最後にわからない言葉をノートに書きだし辞書で意味を調べました。

今日の学習は、「よりよい学校生活のために」です。

一枚の写真を見せます。

「そうじをした後にもきれいな状態を保ちたいですね。これはどうだろう。」

・きたない

・ゴミが落ちている

・まだよごれている

何枚かの写真を見ながら、掃除をした後にもかかわらず、その場所が汚れている様子を確認していきました。

これから解決策を見つけていきます。

(めあて)たがいの立場を明確にして話し合おう。

「話合いの進め方」を提示し、まずは話合いの順序を一つ一つ確認していきました。

1 一人ずつ意見を出し合う

2 たがいの考えについて質問したり、答えたりする

3 たがいの考えの共通点やことなる点を確かめる

4 考えをまとめる条件を考え、その条件にそって話し合う

話題は、「そうじが終わった後もきれいな状態を保つにはどうしたらよいか。」です。

グループになり、話合いを始めました。

話合いでは、建設的な意見も多く出されていました。

一人一人のもつ前向きな考えがとてもよいと思います。

今日の国語の時間は、グループでの話合いで終わりました。最後に振り返りです。

議題にそっての話合いは、互いの考えを聞き合えるよい機会です。

さまざまな場面で取り組んでいきたいです。

話合いは互いの考えを出し合い、より深く考えていくことができますので、貴重な経験ですね。

NEW 20221013 時代によって変わる言葉 ~6-1国語~

時代によって変わる言葉について学習しました。

「どんな言葉が入るだろう。」

近くのお友達と話し合います。

挿絵をもとに、昔使われていた言葉を考えていきます。

・いとおかし    ・めでたし    ・清い    ・うつくしゅう   ・お美しい

いろいろな言葉が子ども達から出されました。

今日は、今と昔の言葉の違いを学びます。

いくつかの言葉を辞書を使いながら、考えていきました。

「すさまじい」ー「すさまじ」

「あわれだ」ー「あわれなり」

辞書にはない言葉もありましたが、みんなで調べていくと、意外なことがわかりました。

〇「すさまじい」

今で言う「すさまじい」は、何とも恐ろしい、はげしいといった意味がありますが、昔の「すさまじ」という言葉には、「その場に合わず興ざめ」「楽しい気分でなくなる」という意味があるということがわかりました。

〇「あわれだ」

今は「あわれだ」は、かわいそうという意味で使っていますが、昔の「あわれなり」は、しみじみと感動するという意味で使っていました。

言葉の使い方は、昔の言葉がもとになっていますが、時代によって変化してきたことがわかりました。

「ところで、今はやりの言葉ってあるかな?」

教師の問いかけに、子どもたちからは不思議な言葉が次々と出てきました。

・クサ ww

・(笑)

・ぴえん

・ギャルピー 

全く意味が分かりません。感覚的に使っているような感じです。

短縮されているものが多いかもしれません。

最後に、今使われている言葉の中から、いくつかの言葉を取り上げ、別の言い方について考えていきました。

「マフラー」「キッチン」「マグカップ」「スーツ」「シーツ」「スプーン」「コート」

辞書で調べ、近くの友達と一緒に見当をつけていきます。

意外に苦戦していました。

「マフラー」→えりまき

「キッチン」→お勝手、台所

「マグカップ」→湯呑(ゆのみ)

「スーツ」→背広

「シーツ」→敷布(しきふ)

「スプーン」→さじ

「コート」→上着、外套(がいとう)

初めて聞いた子ども達は驚いた様子でしたが、言われてみると、そうだなと思えるものもあったようです。

世代でこんなに言葉の違いがあるとは、驚きます。

私たち大人の感覚では当たり前のように思う言葉ですが、子どもたちにとっては大きな発見のようでした。

言葉の面白さを改めて味わいました。

NEW 20221004 物事をプラスに考え、楽しむ生き方 ~全校朝会~

さて、秋と言えば、何をイメージしますか?

果物でしょうか。

秋はおいしい食べ物がたくさんあります。さつまいも、くり、かき、ぶどう、なし・・・。

その中で、今回は「柿」にまつわる話をしました。

 

「ざぼんじいさんとかきのき」という絵本をもとに、いつでも前向きに考え、工夫して楽しむ「まあばあさん」を紹介しました。

お話の中に出てくる「ざぼんじいさん」は、ケチで甘い柿を独り占めしようとする人。

反対に「まあばあさん」は、いじわるされても、それを意地悪と思わず、楽しんでしまう人。

とても対照的な二人です。

まあばあさんの考え方や生き方が、とても素敵なのです。

なぜかというと、いじわるをされても、怒ることもなく、いじけることもなく、泣くこともなく、文句を言うこともなく…。

とにかく、前向きに考え、自分たちにとってプラスになることをして何でも楽しんじゃうからです。

たとえ人に意地悪をされても、それをマイナスと思わず、むしろ楽しんでしまうような生き方。

そして、そういう人の周りには、魅力を感じてたくさんの人が集まってくる。

こんな生き方、素敵だと思います。

最後は

・柿の木はなくなってしまいましたが、甘い柿をみんなで食べることができました。

・そして、みんなで力を合わせて、ざぼんじいさんの柿の種をたくさんまくことができました。

「桃クリ三年、柿八年」

柿が育つまで8年かかります。ちょっと長いですね。

でも、まあばあさんは、きっと楽しみながら待つことでしょう。