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2021年7月の記事一覧

NEW 20210720 第1学期終業式 ~有意義な夏休みを!~

1学期が無事に終了しました。

このところ、連日、猛暑が続いていましたので、子ども達の様子が一番心配されましたが、いつもと変わりなく元気に登校する姿に安心しました。

終業式では、1学期を振り返ることと、1学期の広小のみんなの素晴らしい姿について話しました。


「この1学期、皆さんの頑張りについて、特にうれしく思ったことを2つお話しします。

 1つ目は、清掃です。

みなさんの清掃の様子を見ていつも思っていました。

自分の決められた役割を一生懸命に取り組んでいるということです。

1年生は、床を拭いたり、ごみを掃いたりして真面目に取り組む様子が見られました。さらにお友達と協力して机をひとつひとつ運ぶ姿がありました。みんなで息を合わせ、あっという間に運んでしまいました。すごいなと思います。

2年生以上の学年です。時間になると自分の掃除場所へ移動し、集中して掃除を行っていました。教室掃除、理科室音楽室家庭科室体育館掃除、下駄箱掃除、階段や廊下掃除。トイレ掃除。花壇の草取り。職員室前を掃除する6年生も黙って取り組んでいます。広田小の誇れる姿です。

 2つ目は、授業に向かう姿勢・態度です。

 授業を見に行くと、みなさんの授業に向かう姿勢・態度がいつもすばらしいと感じます。ただ静かに座っているから素晴らしいのではないのです。例えば、先生の話を聞くときとノートに自分の考えを書くとき、黒板の文字をノートに写す時、発表をするときと聞くとき、グループで話し合う時。それぞれの場面での切り替えがとてもうまいのです。特に学年が上がるほど、手本となるようなすばらしい態度を見ることができます。みなさんはあまり意識していないかもしれませんが、これはみんなが集中して授業に臨んでいるということなのです。本当に素晴らしい広田小の子ども達の姿だと思います。」

 物事に一生懸命に取り組める広小の子ども達は素晴らしいと思います。

 ですので、この夏休みも、自分に合った目標をしっかり立てて、40日間の長い夏休みの間、一生懸命に取り組んでほしいと思います。

 

  また、今年は、「オリンピック・パラリンピック」が日本で行われます。日本で行われる夏のオリンピック・パラリンピックは、57年ぶりです。見に行くことはできませんが、ぜひ、テレビで自分が好きなスポーツを観戦して、日本だけでなく、さまざまな国の人を応援して楽しんでほしいと思います。

 夏休みはコロナウイルスの感染に気を付け、交通事故にも十分に注意し、2学期の始業式には、身体も心も大きく成長した子どもたちの姿を見られることを楽しみにしています。

NEW 20210715 ひまわり 音楽 ~どれみのばしょをおぼえよう~

はじめにみんなで校歌を歌いました。

全体の歌詞を見ながら、「言葉のちがい」に気を付けるところを確認しました。

1番 ひろしょう 「の」

2番 ひろしょう 「に」

3番 ひろしょう 「を」

次は、「子犬のビンゴ」です。歌いながら手をたたきます。

手をたたく場面は、「BINGO」のところです。

「♬ ビンゴビンゴしってるかい・・・

 こいぬのなまえは ビンゴ BINGO(ビー・アイ・エヌ・ジー・オー) ・・・ ♪」

はじめは、「B」だけをたたきます。2回目は、「BⅠ」をたたきます。3回目は、「BIN]…。
手をたたく回数が増えていくのが、とても難しいです。

でも、みんな楽しそうに手をたたきながら歌っています!

今日の勉強は、

「どれみのばしょをおぼえましょう」です。

鍵盤ハーモニカを用意しました。

 「どんぐりさんの ド だよ。どこかな。」

「となりの レ。」「レのとなりの ミ。」

「どれみ」の場所を覚えます。

特に、1年生は初めてなので、音を出しながらゆっくり覚えていきます。

「指を出してみましょう。」

「1番、2番、3番・・・」順番に動かしてみます。

「ゆびは、丸めてくださいね。」

鍵盤をひく時の手の形を教えてもらいました。

「1番 ど  2番 れ  3番 み」

「どれみで あいさつ」をふいてみます。

左手で吸い口をもち、吹いていきます。

「ドレミ・ ミレド・ 」「レドㇾミ ドミド・」  

なかなか難しいです。

先生に教えてもらいながら、最後まで頑張って吹いてみました。

上学年の子は、自分たちでどんどん吹いていきます。

次は「リズムうち」です。

黒板にリズムのカードが貼られました。

使う楽器は、カスタネット、すず、タンバリンです。

高学年の演奏する「校歌」に合わせて、リズムを打ちます。

最後は、全員で簡単な合奏ができました。

心が一つになった感じがして、とてもうれしくなりました。

リズムに乗って体を動かしたり歌ったり、また楽器で演奏したりすることで、とても気持ちが明るくなり、心が温かくなります。

また、みんなで一つの曲を演奏することは、一体感、信頼感にもつながります。

次の音楽が楽しみです。

NEW 20210714 4-2 道徳 ~友だちが泣いている~

「泣いている子がいます。」(先生が泣いているふりをする)      

「みなさんだったらどうしますか。」

・どうしたの?    ・情報をきく    ・ないようを聞く   ・だいじょうぶ?

子ども達は何かしら声をかけると答えていました。

「みんなも声をかけてもらったことはある?」

何人かの子が反応していました。

「しっかり自分の事として考えてほしいですね。」

この後、お話を聞きました。

今日は、正しいことを自信をもって言うために何が必要かを考えていきます。 

「Bさんはこんなことを言っていたけれど、みんなだったら、Bさんに対してどうしますか?」

「どういったことを言ってあげますか?」

・ちゃんとあやまるよう、言う

・おこらなくても何があってもぶってはいけないと話す

・なんでたたくのか聞く

・あやまって、と言う

「そうだね。今、みんながそう言ってくれたけれど、Aさんの姿を見ていた人はほかにもたくさんいたんだ。」

先生は、見ていたお友達の絵を黒板に貼っていきました。

そして、周りで見ていたお友達がどんなことを言っているのか、確認していきました。

 「それぞれが思っていることは、どうだった?」

・ちがう

いくつかやり取りをした後、正しいことを言っていると思われる人とそうでない人を分けてみることにしました。

まずは自分で考え、次にグループで考えを交流していきました。

全体で考えを出し合います。 

正しいと思われる人、そうでない人、そしてその理由も。

さまざまな考えが出されました。

「正しいことを自信をもって言うには、何が必要なのだろう。」

 ・ゆうきかな…。

思わず言葉が出てきます。この後、ニュース動画を見ました。いじめをされて苦しんでいた中学生の話でした。

まだまだ成長段階の子ども達ですから、日頃、ちょっとしたことで相手にいやな思いをさせたり、相手を傷つける言葉を言ってしまったり(またはされたり)することがあります。

しかし、大事なのは、何をすることが正しいのかをじっくり考え、自分なりに行動にうつせることだと思います。

1時間、真剣に考える姿から子ども達の成長を感じるとともに、とても頼もしく思いました。

NEW 20210713 6-2 道徳 ~古きよき心~

「怪談って知っているかな?」

一枚の人物の写真を見せます。

「小泉八雲さんです。」

   

小泉八雲は外国人で、日本で怪談話『雪女』を書いた方です。

教材「古きよき心」を通して、外国の人は日本人をどう思っていたのかを考えていきます。

「日本の『古きよき心』はどういうものがあるのか、考えていきます。」

   

教材を読んだ後、3人の外国人からみた日本のよさ(特徴)について話し合いました。

・小泉八雲(ラフカディオ・ハーニ)  ・モース(アメリカの動物学者)  ・ケーベル(ドイツの哲学者)

・礼儀・思いやり・愛情

・虫の声にあわれ

・あまりごまかしとかしない

・しんぼうづよい

・詩人に限られた感情

・善徳・品性        など

「外国の人は、日本のいいところをこんなに見ていたけれど、みんなからしたら『それって、いいところなんだ』と思うのではないですか?」

たしかに、外国の人に言われて、改めて感じることがあるかもしれません。

昔、日本に来ていた外国人は日本のよさをたくさん見つけていました。

それに対して、今の私たち日本人が実際に受け継いできた「日本人の心」にはどんなものがあるのでしょうか。

 

みんなで考えていくことになりました。

まずは一人で考えます。つぎに近くの人と意見を交流してみました。

 

その後、全体で出し合いました。

・あいさつ

・困っている人に声をかける

・「いただきます」と言う

・席を譲る          ・すぐに口出さず、よく考えて言う

・おもてなし      ・バリアフリー            など

たくさん意見が出ました。

「みんなの心の中にも古きよき心があるのですね。」

「じゃあ、今、日本に住んでいる外国人のかたは日本の心どう思ってるのかな。」

子ども達にとても身近なALTの先生からのメッセージを映像で見ました。

 ALTの先生は、いつも「ありがとう」と言う心と家に入る時に「くつをぬぐ」心について話してくれました。

「そうなんだ。」

自分たちにとっては当たり前なこと。

それだけに子ども達にとっては、少し、驚きだったようです。

最後に振り返りをしました。

一人一人が、今日の授業で感じたこと、考えたことなどを振り返ってワークシートに書き、発表しました。

 「古きよき心は」みんなの心の中にもあります。

長く受け継がれてきたよき「心」や「伝統」を私たちも受け継いでいきたいと思います。

広田小では鼓笛も、これまた50年以上も長く受け継がれてきた伝統の一つです。

どんな思いでこれまでの子ども達がこの伝統を引き継いできたのでしょう。

その思いに心を寄せ、考えていきたいですね。

NEW 20210712 4-1 算数 ~小数のしくみを調べよう~

「『小数』」は、今までどんな勉強をしてきたかな?」

先生の質問から授業は始まりました。

(「0.1」の「.」を指して)「これは何ですか?」

3年生までに習った内容の復習です。

何度も子ども達と先生とのやり取りが続きます。

「さて、1.3Lは、1Lと〇Lを合わせたかさです。」

これまで学習したことを思い出しながらも、教科書に書き込んでいきました。

このほかにも、1.3Lは0.1を(  )こあつめたかさか、についても確認しました。

算数は、これまでに学習してきたことをもとに考えていきますので、積み重ねが大切です。

忘れていたことをしっかりと思い出して先に進みます。

教科書にのっている3枚の写真を見ました。

「今まで習った内容とちがうところはありますか。」

子ども達はじっくり写真を見ます。

・数字が増えた。

・小数点の後ろにケタが増えた。

・今までは、小数第一位までだったけど、下がもう一つ増えた。

子ども達らしい答えが返ってきました。

4年生では、小数第2位以下について学んでいきます。

(問)ポットに入る水のかさをL単位で表しましょう。

(0.2と0.3の間に水が入っている)

「どう表すの?」

気付いたことを言葉に出していきます。

・目もりと目もりの間に水が入っているよ…。

・「〇.〇」では表せないよね。

「今ある小さい目もり(0.1)よりも小さいのかな?」

先生と子ども達のやり取りが続きます。

(課)0.1より少ないかさをL(リットル)単位で表す方法を調べよう。

「この困っているところを、虫眼鏡にして(拡大して)見ました。

 「この0.2と0.3の間をどうしたら読めるのか考えて言いたいと思います。」

「みなさんだったらどうしますか?」

「今までやってきたことが、生かされるよ。」「今まで、どうやって目もりを読んできた?」

「でも目もりがないよ…。どうする?」「0.2と0.3の間に何かできないかな…。」

「目もりは、今まで何等分してきた?」

先生からヒントをもらい、そのあと

一人一人が自分の力で考えていきました。

自力解決の後は、隣り近所で考えを交流し合います。

「あ、そうか。」

「おなじだ。」

さまざまな反応の後、全体で考えを共有しました。

「目もりがないから、つけたほうかいいです。」という発言に、

「何個つければいいの?」と先生がすぐに問い返します。

・2こ

・10こ

おもしろくなってきました。

なんで2?なんで10?

どちらの考えも子ども達の思考を巡らせそうです。

話し合った結果、どうやら10等分すると読めるのではないかという結論に至りましたが、ここでタイムアップ。

次回、続きをやっていきます。

今日の学習を振り返り、どんなことがわかったか、何が疑問か、つぎはどんな学習をやっていきたいか、・・・など1時間の学習を自分自身で振り返りました。

一つの課題をみんなであれこれと考えることの面白さを感じました。

みんなが同じ課題に取り組んでいるのに、一人一人の見方や考え方はさまざまです。

その違いを楽しみながら、みんなで一つのゴールに向かいます。

算数の面白さだとも思いました。

NEW 20210707 1-2 算数「おはなしづくり」~しきからおはなしをつくろう~

今日は、ひきざんの最後の勉強です。

教科書の絵を見て、考えます。

「6-4 のしきになるおはなしをつくろう。」

「どれをえらぶ?ちょう?いす?こども?・・・」先生の話を聞きながら、絵を見て子ども達は考えます。

みんなが何を選んだか、聞いていきました。

そして、誰も選んでいないものを例にして、先生が問題を作ってみました。

「おおなわを6にんでしています。とんでいるひとは4にんです。まわしているひとは、なんにんですか。」

「しきにすると6-4になりますか?」確認をします。

「みんなもこんなふうにおはなしをつくれるかな?」

はじめに「6」の数字を入れた文を書き、つぎに「4」の数字を入れた文を書いていきます。

「みんなもじぶんがきめたもので、おはなしをノートにかいていきましょう。」

先生の指示に従って、ノートに書いていきます。

 集中して、一人一人がじっくりと取り組みます。

一つ終わった人は、二つ目・・・。みんな顔が真剣です。

ノートに丁寧に書いていきました。

途中、お互いに見合い、違っているところがあると、そっと教えてあげる姿も見られました。

「それでは、つくったもんだいをおとなりの人に読んであげましょう。」

となりどうし。まえとうしろ。

おたがいにつくったおはなしを伝えあいました。

 

そしてさいごに、全体で発表しあいました。

「最後に、なんて言っていたかな?」

どちらがなんこおおいか、かな。

「なんてこたえたらいいの?」「なんこだけではいけないよね。」

「どっちが?を言わないと・・・だね。」

先生と子ども達とのやり取りが続きます。

「ちがい」と「くらべる」の二通りのお話がでてきました。

そして、お話を作るときの、最後の言葉(語尾)の違いについても気付くことができました。

難しい勉強でしたが、最後まで一生懸命に取り組んでいました。

やる気も態度も満点です。とても素晴らしかったです。

 算数もだんだんと難しくなっていきますね。

NEW 20210702 2-1 道徳 おふろプール ~かぞくのことを考えて~

1年生とかかわったことを思い出します。

「どんな気持ちで接していたかな。やさしい気持ちでやっていた?」

みんな頷いていています。「かぞくにもやさしくできるかな。」

家族になると、ちょっと違うようです。つい、文句を言ってしまったりしてしまうとのこと。

・いらいらしちゃう    ・めんどうくさい・・・。

「今日はね、けんたさんのお話です。けんたさん、どんな顔してるかな?」

お母さんとプールに行く約束をしていましたが、近所の方のお引越しを手伝うことになってしまったのです。

「けんたさんは、どんな気持ちでいたかな、けんたさんの気持ちになって聞いてください。」

先生がお話を読みました。

「プール、今度にしてねって言われてしまったね。どんな気持ちでいたかな。」

・約束守ってよ。  ・せっかく楽しみにしていたのに。  ・ドキドキしていたのにかなしい

自分の体験を振り返って考えているようでした。

「もういいよ」っていう気持ちで外でボールけりをしていた時、近所のおばあさんから小さい時の頃の話を聞きました。

「おばあさんの話から、どんなことを思ったのだろう。」

はじめに、隣のお友達と考えを交流しました。

次に全体で発表して考えます。

・元気になった。  ・お母さん、かわいそう

・あんなこと言わなければよかった    ・ありがとうのおかえしをしたいと思った

このあと、一緒にお風呂プールに入ったお母さんとけんたさんの表情から。気付いたことを発表しました。

・なかよくなれた    ・お母さんがやさしくしてくれたことを思い出した

・お風呂がプールに見えた   

「みんなも嫌だと思った時、どんな気持ちを思い出せばいいのかな。」

「みんなもけんたさんのように、家族を笑顔にすることできるかな。」

 家で家族を笑顔にするためにやりたいことを発表しました。

 家族の中では、どうしてもわがままになってしまいます。

家族のよさについて改めて考えるきっかけになったかもしれません。

NEW 20210702 ひまわり 体育 ~短なわとび&ドッジボール~

今日は、雨で少し肌寒く感じました。でも、体育では、元気いっぱい取り組みます。

広小体操で、準備運動をした後、ドラゴンボールの曲で「3分間走」をしました。

2人でペアになり、順番に体育館の端から端をを往復します。

1曲が終わるまでは、意外と長く感じます。が、音楽のリズムに乗って走ってしまうと、長さはあまり感じないようです。 

次に、二人で「足じゃんけん」をしました。

はじめに先生と6年生がお手本を見せてくれました。

いつも手でやっているじゃんけんとは少し違うため、難しさはありますが大丈夫。

学年の近いお友達とペアになり、足じゃんけんをしていきました。

終わると、一人ずつ、何勝したか発表をしてもらい、みんなで褒め合いました。

 

次は、短なわ跳びです。

1分間、自分が練習している跳び方で跳びました。

これもペアになって、とんだ回数を数え合います。

 

最後に何回跳べたかを発表し、記録をしていきます。

前回よりも記録がどれくらい伸びたかを一人一人確認し、認め合いました。

どの子も伸びていました!すばらしい。

最後に、ドッジボールです。

6年生の強い子を相手に、下学年の子たちがボールを投げます。

   

何回当たったかで、得点が決まります。

小さい学年の子はコートが少し広くして、逃げやすくしていました。

お互いが必死に当てようと頑張りますが、6年生も負けてはいません。

 

時間制限のある中、終了の合図が…。

「5対2」で6年生の勝ちでした。やっぱり強い!

   

種目を増やし、時間を区切って楽しみながら基礎的な体力をつける工夫がされていました。

その中には、友達と協力して行ったり、お互いに声を掛け合って行ったり、また最後まであきらめずに頑張り通したり…。

体育の時間には、体力づくりだけではなく、心の面も一緒に成長できる要素がたくさん組み込まれています。

心と体を一体として学習に取り組んでいることがよくわかりました。