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2022年1月の記事一覧

NEW 20220128 パラリンピックにねがいをこめて ~3-1 道徳~

「このマーク、知ってる?」

「どういう意味があるのかな?」

オリンピック・パラリンピックのマークを見ながら、授業が始まりました。

「オリンピック・パラリンピックは、世界の5つの大陸から人々が集まって行うので、5つの輪が重なって一つになっているのですよ。」

「去年は、東京でありましたよね。」

みんな「うんうん」とうなづいています。

本時は、パラリンピック大会に関するお話です。

「この人知ってるかな。」

写真を見せながら子ども達に問いかけました。

大日向邦子さんです。3歳の時に交通事故で大けがをし、片足を切断してしまいました。

「オリンピックやパラリンピックは、どんな人が出られるのか知ってる?」

誰でも出られるのではなく、頑張って練習をして記録を出した人や大会で結果を出した人が代表で出られることを伝えます。

そして、大日向さんは、努力をしてパラリンピックに代表選手として出たこと、しかも1回ではなく5回も出たこと などを教師が話しました。

「大日向さんは、パラリンピックにどんなねがいをこめたのだろう。」

 大日向さんがチェアースキーを滑っている写真を見ました。

「片足が上がっている。」

自分達がやるスキーと違うことに気が付きます。

そして、このあと教科書の内容を読んでいきました。

読み終わると、大日向さんの動画を見ました。

「時速50キロって?」

「はじめてオリンピックに出たときは、成績が良くなかったけれど、長野の時は、頑張っていたね。どんな気持ちで練習していたのだろう。」

「弱い気持ちだったの?」

「なんでがんばれたのかな。」

「なんで知ってほしいの?」

「願いって何だっけ?」

教師が問いかけていきます。

みんなで大日向さんのチェアスキーにかける思いを考えていきます。

そして、大日向さんの、その後の日常生活における活動についても話題にしました。

「みんなももっと住みやすい街にするために、わたしたちができることはあるのかな。」

今度は、自分達の生活に視点を向けて考えていきます。

はじめに、自分の考えをワークシートに書いていきました。

その後、友達と考えを交流しました。

全体で考えを出し合います。

・バスなどの車体を低くする。

・しょうがいのある人を助ける。

・お年寄りや障害のある人に教えてあげる。

・困っている人を助けたい。

・自分から声をかけて助ける。

一枚の写真を見ました。

バスからスロープが外に降りている写真です。

「教科書にもこんな写真が出てきていたね。」

「これがあるとどうなの?」

・車いすの人ものれる

 

「バリアフリーという言葉を知っていますか?」

子どもとのやりとりをしながら、「バリアフリー」という言葉について教師が説明していきました。

そして、その様々な工夫をテレビを通して確認していきました。

・タイヤがはまらない網のカバー

・公園の入り口

・点字ブロック

 さらに広田小のバリアフリーにも視点を向けていきました。

「広田小では、どんな工夫をしているかな。」

写真を見ると、

「知ってる。」「あれか。」

様々な反応がありました。

 最後に振り返りです。

今日の学習で考えたことや自分のことについて振り返りました。

・自分だけでなく、他の人も暮らしやすくしたい

・大日方さんは強い人だと思う

それぞれの思いはさまざまです。

「『バリアフリー』」は物だけでなく、『心』も大切なんだよ。」

「先生もこんな経験があるよ。」

「先生もこんな経験があったんだ。」

教師の話で授業は終わりました。

 今日は、パラリンピック選手の大日向さんの思いを通して、誰もが暮らしやすい社会にするために大切なことについて考えていきました。

いろいろな視点で考えることは大切です。

つい自分たちの視点だけで考え行動することが多いですが、この授業を通して、違った視点で見つめ考えることの大切さを少しでも感じてくれたらいいなあと思います。

4年生で行う総合学習「福祉」にもつながる内容でした。

NEW 20220111 いよいよ最終学期がスタートしました! ~始業式にて~

いよいよ3学期が始まりました。

3学期は、1年間のまとめをする学期です。

6年生は中学生への準備。

5年生は最高学年として今度はリードしていく6年生への準備。

そして1年生から4年生は次の学年へ進級するための準備をする学期です。

しかも、3学期は、とても短く、たったの約50日間です。

(6年生はさらに1日少ない49日間です。)

2学期の終業式に「新年の目標」をしっかり決めて、虎のように強い気持ちで取り組んでほしいと話しました。

しっかり目標を立てられたでしょうか。

 

リモートでの始業式では、大谷翔平選手の話をしました。

・メジャーリーグで活躍していること

・子どもの頃のこと

・目標達成表を作って取りくんだこと

・人間性について

 

 

 

大谷選手は、これまで目標に向かって取り組んできたことの結果として今があります。

目標は、飾りではなくしっかり実行し、達成していくものです。

そのためにもどんなことを取り組めばよいのか、できそうなことを小さな目標にわけてチャレンジしてほしいと思います。

 

まだまだ寒く、新たなオミクロン株も心配ですが、「手洗い、うがい、マスク、換気」などしっかり予防をしていきます。

暖かい春を目指し、健康に十分気をつけながら、充実した3学期を過ごしていきたいと思います。