校長室日記
20221118 1㎝より小さい長さを表そう「小数」 ~3-1 算数~
始めに復習問題から始めました。
いくつかの数字が並んでいます。「整数はどれだろう。」「小数は…?」
一人一人が教師の出した問題に取り組みます。
「整数」は、1や2や100や15000などを言い、「小数」は、0.6、1.7、…などを言います。
小数には、小数点が使われています。
習ったことを確認していきました。
ここまでは、前時の復習です。
「では、これは?」「何㎝何㎜だったか、覚えているかな。」
答えをノートに書いていきます。
「では、㎝だけでも表せるのかな。」「どう表せばいいのだろう?」
今日の問題です。
(問)テープの長さは何㎝ですか。
これまでは、「何㎝何㎜」と表してきましたが、今日は、「㎝」だけで表す方法を考えます。
「2つの問題の違いを考えてみよう。」
「8㎝とちょっとだね。どう表すのだろう?」
「1㎝より小さい長さは、『㎜』を使ってきましたね。」
「今日は『㎜』ではなく、『㎝』で表す方法を考えましょう。」
課題は、
(課)1㎝より短い長さを㎝で表す方法を考えよう。
です。
まずは、自分で考えます。
「水のかさの時を思い出して考えてみよう。」
1Lより少ない水のかさを計る時に、次のようなことを学びました。
「10等分した1つ分は0.1L」
これを長さに当てはめると、どうなるのだろう。
「▢等分にした1つ分は、▢㎝と表す。」
一つ一つわかりやすく子ども達とやり取りをしていきました。
「共通した部分ありましたね。」
1㎜は、1㎝を10等分した長さです。
これまで習った「水のかさ」の学習を使って、長さについても考えていきました。
水のかさの時と同じように考えると…、
1㎝より小さい長さを㎝で表すときは、
「10等分した1つ分は、0.1㎝と表す」
ことになるので、小数を使うとよいことがわかりました。
テープの長さは、「8.7㎝」です。
最後に振り返りです。
大人から見ると簡単そうに見えますが、小数を使って表す方法は、子どもたちにとっては大きな驚きです。
小数を使うことの便利さがわかると、頻繁に使えるようになります。
そのためにも、小数のしくみをしっかり理解することが大事ですね。